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外科

主な対象疾患
外科、がん治療、手術、乳がん、胃がん、大腸がん、肺がん、膵臓がん、胆嚢胆管がん、肝臓がん、胆石、ヘルニア、鏡視下手術、胃ろう、腸閉塞、ASO、下肢静脈瘤、腹部大動脈瘤

概要

消化器疾患

食道から肛門までの消化管全般の手術を行っています。
食道・胃・大腸の早期がんに対しては消化器内科との連携のもと内視鏡的切除も積極的に取り入れてガイドラインに沿った診療を行っています。進行度、全身状態等をみて適応があれば腹腔鏡を使った手術も積極的に行なっています。
進行がんに対しては個々の病態に応じて治療法の検討を行い、とくに根治不能例では手術以外に化学療法、ステントや、放射線科との連携による放射線療法など集学的な治療を行っています。
また、可能な限り肛門機能温存手術を推進していますが、人工肛門を造設した患者さんに対しては、皮膚・排泄ケア認定看護師とともに定期的にストーマ外来でケアしています。

肝・胆道・膵疾患

肝がんに対しては転移性腫瘍を含め、1つの治療法に偏らないように、内科・放射線科と症例を検討し、手術、エタノール注入、マイクロ波・ラジオ波による凝固療法、肝動脈塞栓術など、最も良い治療法を選択して行っています。
胆道・膵疾患に関しては、結石に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術はもとより内科の協力のもと内視鏡的治療も行っています。また、悪性腫瘍に対する拡大手術も積極的に行っています。

乳腺・内分泌疾患

乳がんに対しては、基本的に乳房温存手術を行なっています。(21年度48例中24例50%)乳房切除術となった場合、ご希望があれば組織拡張器による再建を行なっています。(24例中4例)更に、センチネルリンパ節生検は31例に行い、23例に腋窩郭清を省略しました。術後の補助療法としての放射線治療、化学療法も入院・外来通院を問わず積極的に行い、コンセンサスの得られた治療を行なっています。乳腺専門医1名とマンモグラフィ読影資格を持つ外科医・放射線科医が8名常勤し、協力して診断しています。
甲状腺疾患に関しては、悪性腫瘍だけでなくバセドウ病などの良性疾患の手術も行っています。

呼吸器疾患

肺がんに対しては呼吸器内科・放射線科と連携し、手術だけでなく化学放射線療法も行なっています。そのほか胸部の結核性病変以外の良性疾患、胸壁疾患や縦隔腫瘍、肺良性腫瘍、気胸などに対する胸腔鏡下手術など全領域を診療しています。

血管疾患

腹部大動脈瘤や慢性動脈閉塞症などの末梢血管疾患、外傷、下肢静脈瘤などを対象に診療を行っています。また、適応のある患者さんには循環器内科・放射線科と協力してより低侵襲な血管内ステントの留置も行っています。

小児疾患

鼠径ヘルニアが一番多い疾患で2泊3日で手術しています。

外来化学療法

外来抗がん剤治療も積極的に行っており、外来化学療法室を整備し、がん化学療法看護認定看護師とともに副作用の少ないQOLを重視したがん治療に取り組んでいます。

胃瘻造設

経皮的内視鏡胃瘻(いろう)造設術(PEG)は、従来の開腹下胃瘻造設術に比べて低侵襲であり、嚥下障害や経口摂取困難な患者さんに対してPEGを施行し、NST(栄養サポートチーム)外来でフォローしています。

特殊外来

ストーマ外来
第2・第4火曜日午後
担当医;黒木英男、山中直樹
皮膚・排泄ケア認定看護師;柳井幸恵、岩本淑子、江村真弓
NST外来
第1・第3木曜日午後
看護師;吉岡慶美
乳腺外来
乳癌学会認定施設証
毎週火曜日午後 完全予約制
担当医;横畑和紀(乳腺専門医)
毎日の外来でマンモグラフィ読影認定医師が診察していますが、紹介状をお持ちの場合は乳腺外来もご利用ください。又、紹介状の無い方で専門医の診察を希望される場合は金曜日の午前中に受診して下さい。
当院は、平成22年1月に日本乳癌学会による認定施設となりました。山口県内では山口大学医学部付属病院、山口県立総合医療センターに次ぐ3番目の認定施設となっています。

医師紹介

的場 直行
的場 直行まとば なおゆき 副院長、医療社会事業部長
専門分野;一般・消化器外科
日本外科学会;指導医、専門医
日本消化器外科学会;認定医
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会;検診マンモグラフィ読影医師
亀岡 宣久
亀岡 宣久かめおか のぶひさ 第1外科部長、検査部長
専門分野;一般・消化器外科、肝・胆・膵外科
日本外科学会;専門医
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会;検診マンモグラフィ読影医師
TNTC修了(NSTラウンドドクター)
横畑 和紀
横畑 和紀よこはた かずのり 乳腺外科部長、救急部長
専門分野;一般・消化器外科、乳腺外科
日本外科学会;指導医、専門医
日本消化器外科学会;指導医、専門医
日本消化器内視鏡学会;指導医、専門医
日本乳癌学会;専門医
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会;検診マンモグラフィ読影医師
佐々木 暢彦
佐々木 暢彦ささき のぶひこ 第2外科部長
専門分野;一般・消化器外科、血管外科、鏡視下手術
日本外科学会;専門医
黒木 英男
黒木 英男くろき ひでお 外科副部長
専門分野;一般・消化器外科、呼吸器外科、胃瘻造設
日本外科学会;専門医
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会;検診マンモグラフィ読影医師
山中 直樹
山中 直樹やまなか なおき 外科副部長
専門分野;一般・消化器外科、内視鏡外科
日本外科学会;専門医
日本消化器外科学会;消化器がん外科治療認定医、専門医
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会;検診マンモグラフィ読影医師
TNTC修了(NSTラウンドドクター)
日本救急医学会;認定ICLSコースディレクター
近沢 信人
近沢 信人ちかざわ のぶひと 外科副部長
日本外科学会;専門医
遠藤 翔
遠藤 翔えんどう しょう 外科医師

外来診察担当表

外来診察担当表はこちらをご覧ください。

治療実績

手術例数(局所麻酔例は除く)
2009年:432例 2010年:436例 2011年:462例

胃がん手術例数 大腸がん手術例数 腹腔鏡・胸腔鏡手術例数
2009年:43例 2009年:55例 2009年:90例
2010年:37例 2010年:57例 2010年:68例
2011年:31例 2011年:61例 2011年:114例
乳がん手術例数 肺がん手術例数 肝胆膵悪性腫瘍手術例数
2009年:41例 2009年:7例 2009年:14例
2010年:43例 2010年:10例 2010年:17例
2011年:43例 2011年:15例 2011年:11例

患者さんへのメッセージ

当外科の基本姿勢は、外科医が必要とされる場にはできるだけ関わるということです。
治療方針も手術療法だけにとらわれず、個々の症例を総合的に検討し、最も良い治療法を選択できるよう心がけて診療を行なっています。
がん診療においては、地域がん拠点病院としての役割を考慮し、診断から治療、再発時の対応、ターミナルケアが継続した一連の治療であるという理念で、外科・内科・放射線科・緩和ケア科が協力して、個々の患者さんに最善の医療を提供できるよう努力しています。また、がん化学療法認定看護師・がん薬物療法認定薬剤師・管理栄養士も含めたチーム医療を行なっています。

教育・研究活動

消化器合同カンファレンス、消化器キャンサーボード、内視鏡外科ビデオカンファレンス
乳腺合同カンファレンス、乳腺キャンサーボード
地域NSTプロジェクト
NST勉強会
ICLS