NICU・GCU
NICU・GCU紹介
当NICUは、地域周産期母子医療センターとして、当病院分娩の児だけでなく、市内・外の他院よりの児も引き受けています。また、超低出生体重児のケアをはじめとする救命救急的な高度医療を担うと共に、母子関係の確立を促す場として、カンガルーケア及びディベロップメンタルケアなどの安らぎの空間作りなどに取り組み、母子に優しいNICUとなるように日々努力しています
NICU・GCUでの取り組み
お母様の妊娠中からお子様の退院まで継続した関わりをするように努めています。
母乳栄養を推進しています。
また、経口摂取が出来ないお子様に対しては、入院早期より母乳塗布をお母様自身にして頂いています。
ご希望の方は、お子様の側(クベースサイド)で搾乳することができます。スタッフに声をかけてください。
お預りした母乳を飲んでいただきます
カンガルーケアを推進しています
この効果は、赤ちゃんの情緒が安定し、ご両親の母性・父性の確立につながると言われています。
双子ちゃんのパパカンガルー
面会ノートを通してご家族とのコミュニケーションの充実に努めています。
退院後の地域(保健所)との連携をはかっています。
そして必要に応じて、保健師による家庭訪問などの地域フォローへのお手伝いをしています。
退院後のフォロー体制の確立を行っています。
入院案内
お子様が入院となり、ご心配のことと存じますが、医師並びに看護師が、責任を持ってお世話させていただきますのでご安心下さい。
入院案内をご参照いただき、ご理解とご協力をお願いいたします。
健康保険証の手続き
- 他院より入院となったお子様は、お子様が加入する予定の健康保険証を総合受付に提出してください。当院で出生されたお子様は、健康保険証を提出する必要はありません。
●お子様の名前が決まったら行う手続き
- 総合受付に、お子様の名前をご連絡下さい。
- 健康保険証加入の手続きを済ませてください。
お子様本人の健康保険証がお手元に届きましたら、総合受付に提出して下さい。 - 退院までにお子様本人の健康保険証の手続きをされていない方は、お手元に健康保険証が届き次第、総合受付に提出して下さい。
●総合受付の窓口について(北病棟1階)
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- 受付時間・・・平日8:30~17:00
- お休み・・・土・日・祝日
※夜間・休日は救急外来受付でも手続きができます。
症状説明
- お子様の病状説明は、電話で主治医に直接お聞き下さい。
- 病状説明は平日の12~13時に電話にて行っています。
- 病院の代表番号(083-923-0111)に電話をし、主治医に取り次いでもらって下さい。
- 主治医との面談を希望される場合は日時を調整しますので、看護師にお知らせ下さい。
面会
- ご両親は、入室面会していただけます。
- 保育器の赤ちゃんも状態によっては抱っこや看護師と一緒に体拭きをすることができます。
~入室時のお願い~
新型コロナウイルス感染症流行に伴い、面会を制限しております。また、感染防止のため、風邪や下痢症状、ヘルペス等が疑われる方の入室はお断りしています。来院前に電話にてご相談ください。
- 入室の際、各部屋のインターフォンでお名前を伝えてください。
(NICU 入り口のインターフォン5番 GCU 入り口のインターフォン7番) - カメラ、ビデオ、携帯電話での撮影は可能ですが、マナーをお守りください。
- NICU・GCUの赤ちゃんは色々な状況で入院しています。
ご自身のお子様以外の赤ちゃんを見て回るような行為はご遠慮下さい。 - NICUでは、緊急入院や検査、医療処置が行われます。面会中に退室をお願いする場合がありますのでご協力お願いいたします。
- 黄疸治療のための光線療法中は、お子様の眼を守るために目隠しをいたします。治療中は、終日つけますのでご了承ください。また、面会中は保護者の方はサングラスをしていただきます。
- 入院中のお母様は、1回/日昼間の入室面会が可能です。
- 退院されたお母様は、継続した体調チェックをしていただき、日中に3回/週入室面会ができます。
- 入院が長期になった場合(10日以上)、お父様は1回/週面会できます。
- 育児練習以外での面会は30分とさせていただきます。お子様の退院が近づきましたらお母様は毎日面会可、お父様は2回/週の入室面会ができます。(※新型コロナウイルスの感染流行状況によって面会制限が変わることをご了承ください。)
- 希望の方には、ZOOM面会もご案内しています。スタッフに気軽にお申し出ください。
- 保育器に入っている間は、安全面への配慮から抱っこや哺乳はできません。
コットへ出てから抱っこや哺乳は可能になります。
書類
- 書類は入院中に必要ですので、なるべく早めに記入し、看護師にお渡し下さい。
- 記入方法については、書き方見本をご参照下さい。
自費の検査
- 先天性代謝異常の検査、聴覚検査を受けることをおすすめします。
- 希望される方は、申し込み書をなるべく早めに看護師に提出して下さい。
・先天性代謝異常検査(ガスリー検査) 2,800円・聴覚検査(OAE検査) 3,000円
入院費用
- 入院料金の支払いは月末1回の締め切りで計算し、数日後請求書をお渡しします。
退院前に入院費の概算を希望される方は看護師にお知らせ下さい。 - 健康保険証の手続きが済んでいない場合、自費扱いとなります。早急に手続きをして下さい。(手続き方法については、入院手続きの項を参照して下さい。)
- 料金支払い場所
○北病棟1階の会計窓口に病棟からお渡しした退院連絡カード(ピンク)を提出し、入院請求書をお受け取り下さい。
お支払いは、エントランスにある自動精算機もしくは会計でお願いします。現金または、クレジットカード(JCB・VISA・MASTERで一括払いのみ)でお支払いができます。
医療費助成制度
① 高額医療費制度 | ② 乳幼児医療費助成制度 | ③養育医療 | |
対象者 | 全員 | 県内在住の乳幼児・未就学児 ※市町村により所得制限あり |
出生体重2000g未満の児 |
負担額 | 所得によって異なりますが、乳幼児福祉医療助成制度によって自費以外が還付されます | 医療費は0円 ※自治体により自己負担金あり ※食事代、自費の検査、オムツ代は別途必要 |
前年度所得額に対して自己負担あり |
申請窓口 |
ご加入の公的医療保険 (お勤め先) |
市町村 | 保健センター |
必要書類 | なし | お子様の健康保健証 印鑑 |
養育医療給付意見書 お子様の健康保険証 所得税関係書類 |
申請時期 | 保険証の手続きを行う時 | 保険証ができてから | 上記書類が揃い次第 |
○②乳幼児医療助成制度 と ③養育医療の両方の対象となる場合
養育医療で請求される自己負担金が乳幼児医療助成制度によって返金されます。
○②乳幼児医療助成制度の対象になる場合
手続き後、市町村より「福祉医療費受給者証」が送付されますので、お手元に届き次第総合受付にご提出ください。
○③養育医療の対象となる場合
「養育医療給付意見書」は、お子様の名前が決定後お渡しします。養育医療券が届きましたら医療社会事業部(場所:北病棟1階 総合受付の後ろ、救急外来向かい)へご提出ください。
退院
- 退院までにお子様本人の健康保険証の手続きができていない方は、お手元に健康保険証が届き次第、総合受付に提出して下さい。
- 退院当日はお約束の時間に、NICUまたは、GCUへおいで下さい。
- 母子手帳、赤ちゃんの着物一式、おくるみ(必要に応じて)、お金をご持参下さい。
- 一ヶ月健診の受診方法
○毎週月曜日または金曜日の13:30~14:00の間に総合受付で受付を行います。
時間厳守でお願いします。(日齢28~37日の期間に受診して下さい)
○診察券・母子手帳・健診票を総合受付に提出して下さい。 - 育児に不安があるお母様には母子同室や産後宿泊型ケア(当院産科病棟HP参照)をご紹介しています。部屋の空き状況によってはお待たせする可能性があります。
メール相談
- 退院後のお子様に関するご相談を、メールでお受けします。
ご質問、ご相談がありましたら活用して下さい。 - メールアドレスについては、退院時に別紙でお伝えします。
- メール相談時のお願い
・件名に、お子様のID(診察券の番号)とお名前を入力して下さい。・本文に、質問、相談内容を入力して下さい。
・日中・夜間問わずメールは受け付けています。
お返事は当日の日中に行いますが、すぐに返信できない場合もあります。
・急を要するご相談はお電話下さい。
また内容によっては、お答えしかねる場合もありますので、予めご了承下さい。
・メールアドレス、相談内容は、当院の個人情報保護規定※に則り、慎重に取り扱いを行います。
【書き方見本】