皮膚科・形成外科
皮膚科
主な対象疾患
概要
皮膚のアレルギー検査(パッチテスト、皮内テスト、プリックテスト、血液検査など)を行い、原因に基づいた治療を行うようにしています。
●皮膚腫瘍
良性、悪性問わず治療を行っています。特に悪性腫瘍の場合、画一的に治療を行うのではなく、年齢、部位に応じた治療法(切除範囲、再建方法、化学療法、放射線療法)を選択するようにしています。
●乾癬・膿疱性乾癬・尋常性白斑・慢性痒疹・アトピー性皮膚炎など
ナローバンド(narrow band)UVB、エキシマライトを用いた光線療法を行い、効果をあげています。
●病気によっては、生物学的製剤を使用しています。
治療実績
主な手術件数はこちらから
病気によっては、開業医さんへ御紹介致します。
なお、再診は完全予約となっております。ご了承ください。
ご紹介いただいた方につきまして、治療内容、検査結果を早めに御返事するようにしています。
また、安定した方、軽症の方を積極的に開業の先生方へ紹介させていただいております。
医師紹介
高旗 博昭 皮膚科部長
日本皮膚科学会;専門医、指導医
駄阿 也眞人 皮膚科医師
外来診察担当表
所属学会
高旗:日本皮膚科学会
勉強会
形成外科
形成外科の診療について
当院では皮膚科の一部門として形成外科の専門診療を行っています。
形成外科は比較的馴染みの少ない科で、「何をしているの?」と思われる方も多いかもしれません。
ここでは形成外科での診療について紹介させていただきます。
形成外科とは、身体に生じた組織の異常や変形、欠損、あるいは整容的な不満足に対して、あらゆる手法や特殊な技術を駆使し、機能のみならず形態的にもより正常に、より美しくすることによって、みなさまの生活の質 “Quality of Life” の向上に貢献する、外科系の専門領域です。具体的には以下のような疾患に対応しています。(日本形成外科学会HPより)
● 新鮮外傷・新鮮熱傷
● 顔面骨骨折および顔面軟部組織損傷
鼻骨骨折、眼窩底骨折、頬骨骨折、上顎下顎骨骨折顔面神経損傷、涙道損傷、唾液腺損
● 先天異常
唇裂口蓋裂、合指症、多指症、多合趾症、頭蓋縫合早期癒合症、第一第二鰓弓症候群
先天性眼瞼下垂、小耳症、副耳、耳垂裂、耳(前)瘻孔、埋没耳、陥没乳頭、副乳、
臍突出症・臍ヘルニア
● 母斑・血管腫・良性腫瘍
色素性母斑、母斑症、脂線母斑・表皮母斑、扁平母斑、太田母斑・異所性蒙古斑、
血管腫・血管奇形、リンパ管奇形(リンパ管腫)、神経線維腫症粉瘤、ほくろ、
脂肪腫
● 悪性腫瘍およびそれに関連する再建
乳がん術後の乳房再建、頭頚部のがんに対する再建、基底細胞癌、扁平上皮癌、ボーエン病、
乳房外パジェット病、悪性黒色腫、軟部悪性腫瘍
● 瘢痕・瘢痕拘縮・肥厚性瘢痕・ケロイド
● 褥瘡・難治性潰瘍
とこずれ(褥瘡)、難治性潰瘍(糖尿病性潰瘍、放射線潰瘍など)
● その他
顔面神経麻痺、リンパ浮腫、下肢静脈瘤、加齢性眼瞼下垂、顎変形症、毛巣洞、陥入爪、
巻き爪、義眼床手術、腋臭症
以上のように形成外科が対応する疾患は多岐にわたります。
上記の疾患の中で、当院で手術可能なものに関しましては日帰り、入院含め診療を行っております。
しかし、より専門的な治療を必要とする方に関しましては、近隣の病院へご紹介させていただくこともあります。
具体的な治療方針に関しましては、一度受診の上、担当医と相談ください。
(病気によっては皮膚科で治療を行います。)
当院では皮膚科と協力し形成外科診療を行っています。
ご紹介をいただく際に、皮膚科か形成外科か分からない場合は、お問い合わせいただくか、
皮膚科宛でご紹介いただけますと幸いです。
医師紹介
八木 献 皮膚科医師(非常勤)
日本形成外科学会;専門医
外来診察担当表
所属学会
八木:日本形成外科学会